LoginSignup
4
0

More than 3 years have passed since last update.

obnizのブロックプログラムで抵抗入りLED3色の信号機を作る

Last updated at Posted at 2019-05-07

この記事は、obnizを中心にプログラミング教育の教材を作ったりする(1人アドベントカレンダー)のために作成されました。

概要

obnizはクラウド利用のマイコンボードです。HTML/CSS, JavaScriptによるコーディングのほかに「ブロックプログラム」も使えます。この記事では「ブロックプログラム」を使って、3色のLEDを順番に点灯・消灯させる信号機の作成を紹介します。

抵抗入りLED3色(緑・黄・赤)の信号機の作成

できあがり

以下のような実行結果になるように作ってみます。LEDが緑→黄→赤と点灯しくり返します。その際にobnizの液晶画面にも「わたれ」→「注意」→「とまれ」と表示されるようにします。
信号機

点灯時間は以下の様にしてみます。
点灯時間

ブロックプログラムで緑・黄・赤のLED(抵抗入り)をつなぐ

緑・黄・赤の抵抗入りLEDを以下の図の様に接続します。さし込むピンの番号は、プログラムで指定されるanode(アノード:陽極)/cathode(カソード:陰極)のピン番号と一致している必要があります。
image.png

抵抗入りのLEDを必ず使うようにしてください。抵抗が入っていない普通のLEDを同じように差し込むと、焦げた匂いがして、すぐにLEDが壊れます。
さし込んだら以下の様になります。
image.png
接続したら、電源を接続します。

ブロックプログラムの作成

初期化

まずは[obniz]カテゴリと[光る]カテゴリから以下のブロックを配置します。
image.png
obniz id:は自分のobnizの8桁の番号を入れます。
image.png
また「みどり」「きいろ」「あか」といったLEDがありませんので[LEDの作成]ボタンから新たにLEDを作成します。
image.png
これらは、obnizそのものの接続とobnizとLEDとの接続を設定する初期化作業になります。

メインループ

先ほどの初期化のためのブロックの下に以下のループ(くり返し)を行うブロックをつなぎます。信号機の点滅をくり返すメインループになります。
image.png

プログラム全体

初期化とメインループのプログラム全体は以下の様になります。
image.png
完成したら、実行してみましょう。できあがりと同じ動きになればうまくいっています。

SeesawのActivityにしてみました

LMSのSeesaw 1 を使って小学生向けにobnizを教えるレッスンを始めています。
Seesawでは、レッスン内の実習課題はActivityという単位になります。この記事の実習は以下のActivityです。これはSeesawを使う教師たちに共有されるように設定しました。


  1. Seesawの良いところは、保護者もFamily userとして登録してもらい、学習の成果を閲覧してもらえることです。特にIoT・電子工作での成果物を画像やムービーで収録して見てもらえるのがGoodです。  

4
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
4
0