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Windows10+WSL+VSCodeでWindows環境を汚さないNode.js開発環境を構築

Last updated at Posted at 2019-06-18

はじめに

Windows10+Node.jsは環境が汚れるとか、
グローバルNPMがよくわからないとか、
勝手に容量食っていくとかいう噂を聞いたので、

WSL上に構築を試してみます。

Windows10でWSLを有効化する

これは省略します。

Ubuntuをインストールする。

Windows Storeを開き、Ubuntuと検索します。

Ubuntu16と18がありますが、せっかくなので18を使いましょう。
ほかにも用途があれば、両方入れておくのもよいです。

インストール後はスタートメニューに追加されますので、
起動して初期設定を完了させます。

Visual Studio Codeをインストールする

ここからインストールします。
https://code.visualstudio.com/

Visual Studio Codeを起動

Visual Studio Codeを起動し、ファイル > 基本設定 > 設定 を選択します。

Terminal › Integrated › Shell: Windowsの欄を下記に変更します。

C:\Windows\System32\wsl.exe

確認

ターミナル > 新しいターミナルを選択し、ターミナルを起動します。
その際、ターミナル番号の横に「WSL」と表示されていれば設定完了です。

また、下記のコマンドを入力し、指定のUbuntuがインストールされていることを確認します。

$ cat /etc/os-release
NAME="Ubuntu"
VERSION="18.04.1 LTS (Bionic Beaver)"

となっていれば、設定完了です。

2020/03/11追記:VSCodeのRemote Extensionを利用する

Remote Development Extensionという拡張機能を利用することで、通常のWindowsターミナルとWSLを切り替えて利用できます。

現在はこちらを利用した方がよさそうです。

複数のWSLディストリビューションを入れた結果、使いたいものがうまく使えない場合

下記のサイトを参考に設定を確認&変更します。
https://u.hoso.net/2018/03/wsl-linux.html


$ wslconfig /list
Windows Subsystem for Linux ディストリビューション:
Ubuntu-18.04
Ubuntu-16.04 (既定)

$  wslconfig /setdefault Ubuntu-18.04

$ wslconfig /list
Windows Subsystem for Linux ディストリビューション:
Ubuntu-18.04 (既定)
Ubuntu-16.04

Node.js環境をインストール

以降は、インストールしたUbuntu上で作業します。

$ sudo apt update

$ git clone https://github.com/creationix/nvm.git ~/.nvm
$ source ~/.nvm/nvm.sh

$ nvm --version
$ nvm install 11.13.0
$ nvm alias default 11.13.0

最後に、使用するための準備をします。

$ vi ~/.bash_profile

以下を記載し、保存

if [[ -s ~/.nvm/nvm.sh ]];
 then source ~/.nvm/nvm.sh
fi

入っていることを確認

$ node -v

最後に

ちなみに、これを応用することで、
Cygwinなどを使わずにC++などのビルド環境を構築することもできます。

構築に失敗した場合などは、簡単に削除することが出来ますので精神的にも安心です。

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