この記事は、あくあたん工房2021 GWアドベントカレンダー4日目の記事です。
> はじめにはじめに
5月1日(土)、Maker Faire Kyoto 20211がオンラインで開催されていました。
もともと、オンサイトで開催される予定だったので完全に行く気だったので少し残念です。
ですが、オンライン開催であれば、普段は歩きながら眺める程度の作品にも目を通せたり、展示スペースが限られていて展示できない数の作品も見ることができたりしました。そういった面ではとても楽しめたのですが、やっぱり作品を作った方とお話をしてみたかったですね...!
今回は、見た作品の中で特に僕が気になった作品を(勝手に)ピックアップしてみました。
いくつか、にする予定だったのですが、それでも選びきれなくて17選です。これ以外にも、面白いものは沢山あるので、ぜひTwitterのハッシュタグ#MFKyoto2021 #作品発表 を眺めてみてほしいです!
> めっちゃ映えるやつめっちゃ映えるやつ
「京都」カテゴリ、ということで、手持ちの部材で手早く作ってみました。伏見稲荷さんの千本鳥居をハーフミラーで作ってみました。ゲーミング色で光ります。 #MFKyoto2021 #作品発表 pic.twitter.com/HhN8B1n8B5
— あきにゃん (@TOPGUN_Aki) May 1, 2021
ゲーミング鳥居、生まれちゃいましたね...。ハーフミラーを使えば、確かに千本鳥居を再現できるので面白い。
#MFKyoto2021 #作品発表
— PikaPikaらいと (@KPmilk3) May 1, 2021
立方体万華鏡CUMOS をLEDテープでピカピカさせたものです。
アートという事で。 pic.twitter.com/Hzqrl7YFA1
万華鏡にLEDテープ使って出来る模様、何しても美しくなりそうですよね。デモ動画の幾何学模様も美しい...。色だけじゃなくて、絵柄も変えられれば更に良さそうだしやりたいですね。
身に付けるネオン管『セオイネオン』で日本をサイバーに@aoineon #MFKyoto2021 #作品発表https://t.co/Q62eGtKC38 pic.twitter.com/HixqzLWaia
— サイバーおかん@タナゴ (@1_design) May 1, 2021
この幻想的な、サイバーな感じ、そうそう、こうゆう秋葉が見てみたいんだよなぁって感じだった。ネオン管いい雰囲気出しますね!他にも、じっくり見てみると面白いものが衣装にもついているのでぜひYouTubeの紹介動画を見てみてほしい。ちなみに衣装は電気回路柄。
空中に浮かんでいるように見えるボックス。立体的に見えるよう、顔の位置に合わせた視点の映像を表示。
— mktechlab_net (@mktechlab_net) May 1, 2021
TouchDesigner、M5StickV、ピコプロジェクター、透過スクリーンを組み合わせています。#MFKyoto2021 #作品紹介 pic.twitter.com/zkscehgunb
投影するだけじゃなくて、投影するものを上手く調整するとここまで上手く空間に溶け込むようになるんですね...!
> 使ってみたいやつ使ってみたいやつ
段ボールで作った、なりきりティラノ。
— ヒゲキタ (@higekita1) May 1, 2021
それティラノやなくてゴジラやがな。
かぶって歩くと尻尾が揺れる。型紙やキットを販売予定で準備中。#MFKyoto2021 pic.twitter.com/3ToE6L3XyI
歩くと一緒に動くしっぽと、ティラノになりきってるおっちゃん、めちゃめちゃかわいくないですか!?これ猫の尻尾とかに応用して、この記事の少し下で載せているケモ耳つけたら最強じゃ〜んって思ってます。他にも全長4.5mの「うちのシロ」っていう作品もあるようで、そっちも作り込まれてるので、それも合わせてみてほしい2。
eat2picは、IoT箸で食べる速度や食材の色・大きさを認識しデジタルキャンバスに反映させることで食事の「質」を向上させます。早食い➔色が混ざる、偏食➔色不足といった、多様な「ナッジ」によって人の行動変容を促します。#MFKyoto2021 #作品発表 #eat2pic #NAIST #ユビ研https://t.co/pdSicBRSQU
— 奈良先端大(公式・日本語) (@NAIST_MAIN) May 1, 2021
Long-termの絵、いい感じに色が付いていって面白そうだし、めちゃめちゃ完成度が高くて凄いなぁって見てた。料理はしないので、持ち歩く(持ち歩いたことはないけど)My箸とかにこの機能がつくと良さそう。
電球の中に自分の心拍を保存しておく装置を作りました。今この瞬間の自分(心拍)を電球の中に光の明滅として保存しておき、数年後に見返すことで、過去の自分に思いをはせることができるというコンセプトで製作しました。https://t.co/4jChHfpd3s#MFKyoto2021 #作品発表
— Yosuke Hori͛ / カサネタリウム 3.00 (@kasanetarium) May 1, 2021
この電球の、ふわっと光ってふわっと消える、独特の光り方が良い雰囲気出してて、感傷的になれる。この電球が良くて、LED電球じゃ絶対ダメなやつなんだよな…!電球に保存する(しているかのように見せかける)仕組みも面白いので、ぜひ詳細まで見てほしい作品。
「乗れるモルカー」
— 小林竜太 (@CH1H160) May 1, 2021
あのPUIPUIモルカーが、乗って遊べるモビリティになりました!#MFKyoto2021 #作品発表 #モビリティ pic.twitter.com/nZfk4vOmIo
PUIPUIモルカー乗りたい。子供の頃、こんな感じのにのってよく遊んでいたのですが、大人になっても乗りたくなる感情はあるんですね...。
Assistech Design Lab
— Assistech Design Lab (ADL) (@assistechdesign) May 1, 2021
筋電インタフェース「テンプラ―」で,うさみみ操作.奥歯の咬み込みで左右それぞれの耳を独立して操作することで,耳による感情表現等が可能.ご飯を食べている時は,左右どちらで噛んでいるかがバレる?!.#MFKyoto2021 #作品発表 #AssistechDsignLab #テンプラー pic.twitter.com/MKYeP2cmbm
自分の意志で動かせるケモ耳 カチューシャめちゃくちゃ付けたくないですか!?一時期作ろうとしている子が近くにいてよく話を聞いていたのを思い出しました。その時も悩んでいたのですが、電源用のモバイルバッテリーやアクチュエータで重たくないのかが気になりますね。後は耳の中。めちゃめちゃ可動域広いし動きが早いので、どうなっているのかが気になる。
> 作ってみたいやつ作ってみたいやつ
3D風キャラクター表示機を作りました!#MFKyoto2021 #作品発表
— やまたい@ものつくり (@yamatai_mk) May 1, 2021
フルバージョンはこちら↓https://t.co/XEAjVBP202
【自作3D風キャラクター表示機で「シニカルナイトプラン」を踊ってもらった】↓https://t.co/pmvz2nfwo5 pic.twitter.com/E60TOvX9g9
アクリルパイプに入れるだけでそれっぽくなるらしい、とのことなので、これは一度やってみたい。この方は、アクリルを暗めにしたり、床反射するようにしたりする工夫をしているそう。これがめっちゃ効いて3D感が増していておお〜!ってなったし、ほぼGateboxのそれだった。
前世紀のロシア製蛍光表示管を、M5ATOMで制御するWiFi接続可能な時計を開発しています。時刻はRTCを定期的にNTPで補正して正確な時刻表示を、動作状況や設定の確認は、WiFi経由のWebブラウザで行えます。30年前のレトロデバイスを、現代の最新技術で駆動して蘇らせる試みです。#MFKyoto2021 #作品発表 pic.twitter.com/xLENLw7bxb
— 早坂千尋 (@hayasita) May 1, 2021
VFD管の光り方って近未来チックですよね。ニキシー管とはまた違う雰囲気になりますし、何しろ安く買えるので電子工作に使えそうと思って良く見ていました。実は、今は半年ほど止まっているのですが僕もVFD管時計を作りかけていて3、今から再開するならRTCとか機能追加して完成させたいな、という気がしてきました。
作品名 EnvMonBT
— さむす (@samus_k) May 1, 2021
BLE接続可能な温度湿度気圧CO2計です。
温湿度・気圧センサにBME280、CO2センサにMH-Z19を使用。
本体だけでも直近1時間と24時間の統計をグラフ表示できます。https://t.co/bbsK4cU0RS#MFKyoto2021 #作品発表 pic.twitter.com/LnyErzb5Q8
グラフ表示の仕方がとてもかっこいい!マジで良いし、単純にCO2計が欲しいと思っていなので、これが欲しいです。基板データも、プログラムもGitHubで公開されていて、頑張れば自分でも作れるようにしてくれているところも好感度高かったです!という話をしていたら、これの作者がそふらぼの先輩だとomzn先生から聞いてびっくりしていました4。すごい先輩!
Google Home miniに親近感を抱かせる目的で作ったNTP同期式の時計。
— ちくわてっく (@ChikuwaTech) May 1, 2021
Google Homeが発話するとM5Stickcのマイク入力が外部音を取り込み既定値音量以上でアバターモードが起動して口をパクパクさせます。https://t.co/mfqfq6Nuv8#作品発表 #MFKyoto2021 pic.twitter.com/asHTnLZkTp
顔表示させるとそれだけで親近感わきますし、何しろめっちゃかわいいですよね!木目調にNeo matrix LEDの透け具合も良くてとても好き。
> 面白かったやつ面白かったやつ
#MFKyoto2021 #作品発表
— くのへ まさざね@OutlookVBAer (@MasazaneKunohe) May 1, 2021
いっけーーー!!
キノコファンネル!!!
タケノコではないのだよ、タケノコでは!!https://t.co/2IVAWxzkpY pic.twitter.com/h6CICBiMGw
もう、思わず顔がニヤけちゃうツイート文が卑怯で、一本釣りだった。ユニーク賞優勝だと思う。
【顧客が必要だったものランド】https://t.co/t6Gp88DAQG
— デイリーポータルZ (@dailyportalz) May 1, 2021
あの「顧客が必要だったもの」の図をジオラマで再現しました。全10点の情景を再現、名付けて「顧客が必要だったものランド」です#MFKyoto2021 #作品発表 pic.twitter.com/EuVP0FKU1H
めっっちゃ不安なランドになってて笑うwだけど、しっかり凝って作り上げられててすごい。
本日の昼食
①まず、お湯を入れ登場させます。
https://twitter.com/seevua/status/1388379438266535939?s=20
② 昼食を登場させている間に割り箸を綺麗に割ります。#MFKyoto2021 #作品発表 pic.twitter.com/3oNV6x37nZ
— カズヤシバタ (@seevua) May 1, 2021
①から見たほうがより楽しめると思うのでぜひそっちも見てほしい。これは、完全に技術力の無駄遣いをしていて笑いました。中にはカッターが往復していて、それで切ってるらしい。
緑豆壱肆號「RewindTimeClock」
— あおいさや (@La_zlo) May 10, 2020
人類の夢を形にしました。
時間を5分だけ巻き戻します。
あと少しだけ寝たい時にお使いください。 pic.twitter.com/Q6g5TWlFTI
種明かし
寝ている間に5分間早送りするので遅刻しないのです。
https://twitter.com/La_zlo/status/1388381654079606786?s=20
巻き戻した時間は、1分を59秒でカウントすることで、5時間かけて自動的に返却されるようにしています。
https://twitter.com/La_zlo/status/1259686828442939394?s=20
巻き戻せたらどんなに嬉しいか…。と思ってみてたんだけど、5分早送りされていて、巻き戻したところが本来時計として正しい時刻になるようにできていて、天才〜!ってなっていた。ボタン押したらグルグルって巻き戻る様子がシュールで面白かった。
> おわりにおわりに
Twitterで #MFKyoto2021 #作品発表 のハッシュタグがついている作品はほとんど眺めたつもりでいたのですが、振り返り配信を見ていると知らない作品が出ていたので、まだまだ面白い作品がありそうです...!僕はこれから、作品の詳細や、制作の経緯を眺めていこうと思います。
こういったイベントに参加すると、何か作って発表したい欲を刺激してきますよね。僕も何か作ろう。