これはあくあたん工房GWアドベントカレンダー5月4日の記事です。
長いことUbuntuのデスクトップ環境はUnityが使われていましたが、18.04からはGNOME3が使われるようになりました。GNOME3では好みのテーマやアイコンを導入したり、GNOME Shell Extensionsを使うことでデスクトップ環境をカスタマイズしたりできます。この記事ではGNOME Shell Extensionの導入方法とおすすめの(テーマ|アイコン|Extension)を紹介していきます。
> GNOME Tweak Tool の導入GNOME Tweak Tool の導入
GNOME Tweak Tool では拡張機能、テーマやフォントの管理をしたりその他ゴニョゴニョしたりできます。以下のコマンドでインストールしましょう。
sudo apt install gnome-tweak-tool
> GNOME Shell Extension の導入GNOME Shell Extension の導入
まずはchrome-gnome-shellをインストールします。
sudo apt install chrome-gnome-shell
次にFireFoxかChrome系のブラウザでGNOME Shell Integrationという拡張機能をインストールします。以下にリンクを貼っておきます。
FireFox: https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/gnome-shell-integration/?src=search
Chrome: https://chrome.google.com/webstore/detail/gnome-shell-integration/gphhapmejobijbbhgpjhcjognlahblep?hl=ja
その後以下のサイトにアクセスしましょう。
https://extensions.gnome.org
拡張機能の詳細ページにあるスイッチをOFFからONにすることで拡張機能をインストールすることができます。
> オススメのExtensionオススメのExtension
※スクリーンショットは後に紹介する(テーマ|アイコン)を導入後のものです。ご容赦ください。
> Drop Down Terminal XDrop Down Terminal X
以下の画像のようにドロップダウンのターミナルを導入できます。apt install
といったちょっとしたコマンドを走らせたいときとか便利です。
> Dash to dockDash to dock
Drop Down Terminal Xの画像に写っていますが、MacっぽいDockを表示することができます。ウィンドウを最大表示するときは自動で引っ込んでくれたりします。
> OpenweatherOpenweather
画像のようにデスクトップに気象情報を表示させることができます。
> User themesUser themes
後に紹介するテーマをウィンドウ以外の部分にも適用できるようにできます。
> テーマとアイコンの導入テーマとアイコンの導入
materiaというテーマとpaperというアイコンがオススメです。以下のコマンドでインストールできます。
sudo add-apt-repository -u ppa:snwh/ppa
sudo apt install paper-icon-theme materia-gtk-theme
ここで先程インストールしたGNOME Tweak Toolの出番です。右下のDockをクリックして以下の画面を呼び出したあと、Tweaks
で検索して起動しましょう。
先ほど紹介した拡張機能のUser themesを導入している状態だと以下のような見た目にできます。
> 付録付録
GNOMEとは関係ありませんが、これインストールしとくといいよというものも紹介しておきます。
> powerlinepowerline
sudo apt install powerline
インストール後に~/.bashrc
に以下を追記します。
powerline-daemon -q
. /usr/share/powerline/bindings/bash/powerline.sh
> screenfetchscreenfetch
sudo apt install screenfetch